定年退職後、多くの公務員が直面するのが「退職金を取り崩す恐怖」です。
一生懸命働いて得た2,000万円も、インフレや長寿化を考えれば決して安心できる額ではありません。「旅行に行きたいけれど、お金が減るのが怖い」。そんなジレンマを抱えたまま、再雇用の職場で頭を下げ続けますか?
実は、退職金に1円も手をつけず、毎月優雅な旅を楽しむ方法があります。それは、現役時代に培った「文書作成スキル」を資産に変えること。元会計実務担当の私が、Kindle出版とブログを活用して、月5万円の「遊びの予算」を半永久的に生み出す具体的なロードマップを提案します。組織を離れた後こそ、本当の自由を手にしましょう。
退職金には1円も手をつけてはいけない理由
定年後の「自由な時間」を目の前にして、あなたの心は期待と不安で揺れ動いていることでしょう。特に、退職金というまとまった資金が入ることで、「これで少しは贅沢な旅行ができる」と心を緩めてしまう人が後を絶ちません。しかし、元会計実務担当として、そして一足先に組織を出た身として断言します。退職金には、1円も手をつけてはいけません。
その最大の理由は「インフレリスク」と「長寿化」です。昨今の物価上昇を見れば明らかなように、現在の2,000万円の価値は、20年後には実質1,500万円以下になっている可能性があります。さらに、人生100年時代において、退職金は「最後の命綱(医療・介護費用)」として確保しておくべき聖域です。
ここから取り崩して遊興費に充てるのは、自身の寿命を削って遊んでいるのと同じこと。では、夢見ていた「平日の優雅なツーリング」や「温泉巡り」は諦めるべきなのでしょうか?
いいえ、違います。「ストック(貯蓄)」ではなく、「フロー(毎月の収益)」で遊べば良いのです。
公務員の文章力がお金に変わる「Kindle出版」
私が提案するのは、あなたの体に染み付いた「文書作成スキル」を資産に変えることです。具体的には、AmazonのKindle出版(電子書籍)です。
「本を書くなんて、作家のような才能が必要だ」と思われるかもしれません。しかし、これは大きな誤解です。Kindle市場、特にビジネス書や実用書のジャンルで求められているのは、文学的な表現ではなく「分かりやすく整理された情報」です。
そして現在はAI(Gemini、ChatGPTなど人工知能)が進化しているので、簡単に文章が作成できます。例えば、短編小説なら、1時間で原稿が作れてしまいます。もの凄い時代です。
長年、起案文書や報告書を作成してきた公務員にとって、事実を正確に、論理的に伝える能力は「当たり前」のものかもしれません。しかし、世の中の多くの人にとって、その「正確さ」と「分かりやすさ」は、お金を払ってでも知りたい価値あるスキルなのです。
さらに、Amazonには「Kindle Unlimited(読み放題サービス)」という仕組みがあります。あなたの本が購入されなくても、会員に読まれたページ数に応じて印税(1ページ約0.5円)が入ります。無名の新人でも、この仕組みのおかげで、出版初月から収益を上げることが十分に可能なのです。
シミュレーション:月5万円の「印税」で叶える平日ツーリング
では、実際にKindle出版とブログを組み合わせて、月5万円の「遊びの予算」を作るシミュレーションをしてみましょう。この5万円は、生活費や老後資金とは完全に切り離された、あなたが自由に使い切って良いお金です。
【収益目標:月5万円の内訳】
- Kindle印税:30,000円
- これは、月間で約60,000ページ読まれれば達成できます。1冊の本(約2万文字)が300人に読まれればクリアです。あるいは、3冊出版すれば、1冊あたり1日3〜4人に読まれるだけで到達します。
- ブログ収益(アドセンス・アフィリエイト):20,000円
- Kindle本の補足情報をブログで発信し、そこから書籍へ誘導したり、関連するサービス(旅行予約サイトやクレジットカードなど)を紹介したりすることで得られます。
【支出計画:月5万円で楽しむ「大人の平日旅」】
退職後の最大の特権は「平日」に行動できることです。土日なら3万円する温泉宿も、平日なら1万5,000円程度で泊まれることは珍しくありません。
- 宿泊費(平日プラン・1泊2食付):18,000円
- 混雑とは無縁の静かな露天風呂を独り占めできます。
- 高速道路・ガソリン代:12,000円
- 渋滞のない道を、愛車で快適に流すことができます。
- ランチ・お土産・入館料等:10,000円
- 地元の名店も、平日なら並ばずに入れます。
- 予備費(次回の旅への積立):10,000円
いかがでしょうか。元本(退職金)を一切減らすことなく、毎月このような贅沢な時間が手に入るのです。これが「フローで遊ぶ」という考え方です。
「再雇用」を選ばないという選択肢
多くの公務員が、なんとなく再雇用を選びます。「まだ働けるから」「収入が不安だから」という理由で、現役時代の半額以下の給与で、かつての部下に使われる道を選んでしまいます。
しかし、月5万円〜10万円を自力で稼ぐ目処が立てば、その屈辱に耐える必要はありません。組織にぶら下がるのではなく、自分のスキルで稼いだお金で、誰にも気兼ねなく旅に出る。これこそが、定年後の本来あるべき「自由」な姿ではないでしょうか。
定年までの2年間で準備すべきロードマップ
あなたには、定年まであと2年という猶予があります。この期間は、準備のために神様がくれた時間です。今すぐ以下のステップを始めてください。
- 「書けること」の棚卸し
- 税務、福祉、土木、総務など、あなたが経験した業務知識は、一般市民や若手公務員にとっての「教科書」になります。
- ブログの開設と練習
- まずは無料ブログでも構いません。1,000文字程度の文章を書く習慣をつけましょう。公用文ではない、読者に語りかけるような「柔らかい文章」の練習です。
- Kindle出版の学習
- どのようなジャンルが売れているのか、リサーチを始めましょう。
退職金は「守り」の盾。そして、Kindleとブログは「攻め」の剣です。この2つを正しく使い分けることで、あなたの定年後は、我慢の生活から、自由と誇りに満ちた第二の人生へと変わります。まずは今日、PCを開くことから始めてみませんか。


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