50代バイク乗りの腰痛対策!ゲルザブとサス交換で快適な定年後ツーリングを

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バイク乗りの腰痛対策! 稼いで遊ぶ暮らし
バイク乗りの腰痛対策!

信号待ちで足を着いた瞬間、腰に走る鈍い痛み。「っ痛…」ヘルメットの中で思わず声が漏れる。若い頃は何時間走り続けても平気だったのに、50代を迎えた今、身体は正直だ。ツーリングの翌日、湿布の匂いに包まれながら「そろそろバイクも潮時か…」なんて弱気になっていないだろうか?

ちょっと待ってほしい。諦めるのはまだ早い。私たちの肉体が衰えるのは自然の摂理だが、それを補うための「技術」と「道具」は進化している。かつては根性でカバーしていた衝撃も、今やお金で解決できる時代なのだ。

この記事では、腰痛に悩む50代ライダーに向けて、二つの強力な武器を提案する。「ゲルザブ」という魔法の座布団と、「サスペンション」という足回りの改革だ。これらは単なるカスタムパーツではない。あなたのバイク寿命を延ばし、再び少年のような笑顔で風を切るための「健康への投資」だ。元公務員の筆者が、費用対効果と実体験に基づき、ケチってはいけない理由を熱く語る。痛みのない快適なライディングを取り戻そう。

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50代ライダーの「身体」は、もはや根性ではカバーできない

「昔は平気だった」が一番危険な思考

若い頃、私たちはレーサーレプリカの薄いシートにまたがり、何時間走っても平気でした。サスペンションが硬くても、路面の継ぎ目で突き上げられても、「それがバイクだ」と笑っていられました。

しかし、50代を迎えた今、事情は全く異なります。

朝起きた時の腰の重さ、長時間のデスクワーク後の背中の張り、そしてツーリング翌日に訪れる身体の節々の痛み。これらはすべて、私たちの身体が変化しているサインです。椎間板の水分量は減少し、クッション機能は低下しています。筋力の低下も相まって、路面からの衝撃を身体全体で吸収することが難しくなっているのです。

それなのに、多くの同世代ライダーは「気合い」や「根性」で痛みを乗り越えようとします。あるいは、「痛くなったら休憩すればいい」と楽観視します。

しかし、断言します。50代の腰痛は、放置すればバイクライフそのものを強制終了させる時限爆弾です。痛みを我慢して乗るバイクが、本当に楽しいでしょうか?眉間に皺を寄せて走るツーリングで、美しい景色が目に入るでしょうか?

私たちは公務員時代、あるいは会社員時代、組織の理不尽さを我慢して耐えることを美徳としてきました。しかし、趣味の世界でまで我慢をする必要はありません。むしろ、ここでお金を惜しんで身体を壊すことこそ、最大の損失です。これからの人生、年金に頼らず自分の力で稼ぎ、自由に生きていくためにも、「身体という資本」への投資は絶対にケチってはいけないのです。

腰痛が引き起こすライディングへの悪影響

腰の痛みは、単に「痛い」だけで終わりません。ライディングの質、ひいては安全性に直結します。

まず、痛みをかばうために無意識に変な力が入ります。腰を浮かせようとして腕に体重が乗り、セルフステアリングを妨げてしまいます。結果、コーナーがスムーズに曲がれなくなり、「あれ?俺こんなに下手だったっけ?」と自信を喪失することになります。

次に、集中力の低下です。常に「腰が痛い」というノイズが脳内にある状態では、路面状況や周囲の交通状況への反応が遅れます。とっさの判断が必要な場面で、コンマ数秒の遅れが命取りになるのがバイクです。

そして何より、「乗りたくなくなる」という心理的な壁です。せっかくの休日、天気もいいのに「またあの痛みを味わうのか」と億劫になり、ガレージからバイクを出す回数が減っていく。これが最も恐ろしいシナリオです。定年後の楽しみにしていたバイクライフが、腰痛一つで消えてしまうのです。

そうならないために、私たちは「道具」の力をもっと借りるべきなのです。

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第一の投資:魔法の座布団「ゲルザブ」導入のススメ

ウレタンと「エクスジェル」の決定的な違い

「たかが座布団に1万円?」そう思う方もいるでしょう。ホームセンターに行けば、数百円でスポンジやクッションが売っています。しかし、バイク専用品として開発された「ゲルザブ(GEL-ZAB)」は、それらとは次元が異なります。

最大の違いは、中材に使われている「エクスジェル(EXGEL)」という素材です。これは、医療や介護の現場、さらにはモータースポーツの世界でも使われている特殊な柔軟ゲル素材です。

一般的なバイクのシートに使われているウレタンフォームは、反発力で身体を支えます。つまり、座った瞬間からお尻を押し返してくる力が働いているのです。これが長時間続くと、血流が阻害され、痛みとなります。

一方、エクスジェルは「流動分散」という性質を持っています。座ると、お尻の形に合わせてゲルが流動し、包み込むように圧力を分散させます。ウレタンの約10倍と言われる衝撃吸収能力で、エンジンからの微細な振動や、路面の凸凹からくる突き上げを「無かったこと」にしてくれるのです。

これは、座布団というよりは「サスペンションの一部」と考えた方がしっくりきます。お尻と車体の間に、高性能なダンパーを一枚挟むようなものです。

あなたの愛車に合うのはどれ?タイプ別選び方

ゲルザブにはいくつかの種類があり、自分のバイクや用途に合わせて選ぶ必要があります。ここでは代表的なモデルと、その選び方を解説します。

まず、最もスタンダードなのが「ゲルザブR(ラウンド)」です。

これはネイキッド、ツアラー、ロードスポーツなど、幅広い車種に対応する万能型です。シートの上に巻き付けるタイプで、取り付けはマジックテープで固定するだけ。複雑な形状のシートにもフィットしやすいデザインになっています。もしあなたがCBやZ、MTシリーズなどに乗っているなら、まずはこれを検討してください。お尻が滑りにくい表面加工も施されており、ライディングポジションが安定する効果も期待できます。

次に、オフロード車やアドベンチャーバイクに乗っている方には「ゲルザブD」です。

オフロード車のシートは細くて硬く、長距離移動は苦行そのものです。「三角木馬」と揶揄されることもあります。ゲルザブDは、そんな細長いシートに合わせて設計されており、前方が細く、後方が広い形状をしています。そして重要なのが、スタンダードなRタイプに比べてゲルの量が30%増量されている点です。接地面積が狭い分、圧力が集中しやすいオフロード車特有の痛みに特化した仕様です。セローやCRF、テネレなどでツーリングに行くなら、これは必須装備と言えます。

さらに、見た目を気にする方にお勧めなのが「ゲルザブS / SS(埋め込みタイプ)」です。

「シートの上に座布団が乗っている見た目が許せない」というこだわり派もいるでしょう。そんな方は、シートの表皮を剥がし、ウレタンを削ってゲルザブを埋め込み、再び表皮を張るという加工が可能です。少し手間はかかりますが、ノーマルのシルエットを崩さずに快適性を手に入れることができます。DIYが得意な元技術職の公務員の方なら、自分で施工するのも休日の楽しみになるはずです。

費用対効果を計算してみる

ゲルザブの価格は、タイプによりますが大体1万円前後です。これを高いと感じるか安いと感じるか。少し計算してみましょう。

もし腰痛が悪化して整体やマッサージに行くとします。1回あたり5,000円から6,000円はかかりますよね。ゲルザブを買えば、たった2回の通院費で元が取れてしまいます。しかも、ゲルザブは一度買えば何年も使えます。バイクを乗り換えても、巻き付けタイプなら次のバイクに移植できます。

例えば、これから5年間使うとしましょう。1万円を5年(1,825日)で割ると、1日あたり約5.5円です。たった5.5円の投資で、毎回のツーリングの苦痛が激減し、「ああ、お尻が痛い」と考えずに走れるのです。

このコストパフォーマンスを超えるカスタムパーツは、他になかなか見当たりません。マフラーを変えて音を楽しむのも良いですが、まずは自分が座る場所にお金をかけるのが、大人の賢い選択です。

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第二の投資:サスペンション交換という「劇薬」

純正サスペンションの限界を知る

ゲルザブがお尻への「面」の対策だとしたら、サスペンションは衝撃そのものを消し去る「根本治療」です。

多くのライダーは、純正のサスペンションをそのまま使っています。もちろん、最近のバイクは純正でもそれなりの性能を持っています。しかし、純正サスペンションはあくまで「コスト」と「万人受け」のバランスの中で作られた大量生産品です。

体重50kgの小柄な女性から、90kgの大柄な男性まで、そして一人乗りから二人乗り+荷物満載まで、あらゆる状況で「そこそこ」走れるように設定されています。言い換えれば、あなた個人の体重や乗り方、そして50代の腰の状態に合わせて作られているわけではないのです。

特に、コストダウンの対象になりやすいパーツでもあります。動き出しが渋かったり、ダンピング(揺れを収める力)が不足していて、ギャップを越えた後にいつまでもボヨンボヨンと揺れ続けたりします。この微細な突き上げや収束しない揺れが、ボディブローのように腰にダメージを蓄積させていくのです。

まずは「プリロード調整」から始めよう

いきなり高価なサスペンションを買うのは勇気がいります。そこで、まずは今ついているサスペンションの調整機能を使い倒しましょう。多くのバイクには、リアサスペンションに「プリロード調整機構」がついています。

プリロードとは、あらかじめバネを縮めておく量のことです。これを調整することで、バイクにまたがった時の沈み込み量(サグ)を適正化できます。

腰痛持ちの方に試してほしいのは、必ずしも「柔らかくする(弱める)」ことだけではありません。確かに弱めれば足つきは良くなり、当たりはソフトになります。しかし、弱すぎるとサスペンションの有効ストローク(動ける範囲)を使い切ってしまい、大きな段差で「ガツン!」と底付き(ボトムアウト)してしまいます。この底付きの衝撃は、腰に致命的なダメージを与えます。

逆に、強すぎるとバネが縮まず、路面の凹凸をそのまま拾って跳ねてしまいます。

重要なのは「適正値」です。またがった状態で、サスペンションの全ストロークの3分の1程度が沈み込むのが一般的と言われています。取扱説明書を読み、付属のフックレンチを使って調整してみてください。ほんの1段階、2段階変えるだけで、「あれ?乗り心地が違う」と体感できるはずです。

これはタダでできる最高のチューニングです。事務仕事で培った几帳面さを発揮して、メモを取りながらベストな位置を探りましょう。

オーリンズ、ナイトロン…社外サスの世界へ

プリロード調整で限界を感じたら、いよいよ社外サスペンションへの交換です。「オーリンズ(ÖHLINS)」「ナイトロン(NITRON)」「YSS」「ハイパープロ」などが有名です。

これらは10万円、20万円という価格帯になります。しかし、装着して走り出した瞬間、ヘルメットの中で笑みがこぼれることを保証します。よく「魔法のじゅうたん」と表現されますが、決して大袈裟ではありません。

社外サスペンションの凄さは、動きの「質」にあります。内部の加工精度が圧倒的に高いため、摩擦抵抗(フリクションロス)が極限まで抑えられています。そのため、ほんの数ミリの小石や白線を踏んだだけでも、サスペンションがスムーズに動き、衝撃を吸収してくれます。

純正サスが「ドン!」と伝えてくる衝撃を、社外サスは「トン」といなし、さらには「ヌルッ」と収束させます。この「角が取れた乗り心地」こそが、腰痛持ちライダーにとっての救世主です。

特に私たち50代は、若い頃のように飛ばすわけではありません。ゆっくり景色を楽しんで流すような走り方こそ、高性能サスペンションの恩恵を強く感じられます。サーキットを攻めるためのパーツだと思われがちですが、実は「極上のツーリングマシン」を作るためのパーツなのです。

例えば、人気の「平日ツーリング」。空いている道をマイペースで走る時、路面のアンジュレーション(うねり)をサスペンションが綺麗にいなしてくれる快感。これは、組織を離れて自由を手に入れた大人の特権的な喜びです。

また、社外サスペンションは「オーバーホール」が可能です。定期的にメンテナンスをすれば、半永久的に性能を維持できます。長い目で見れば、使い捨ての純正サスよりも愛着を持って付き合える道具となります。

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腰を守るための「道具以外」の知恵

ライディングポジションの見直し

ゲルザブとサスペンションで「下からの衝撃」を対策したら、次は「乗車姿勢」です。

前傾姿勢がきついスーパースポーツや、逆にふんぞり返るようなアメリカンタイプは、どうしても腰への負担が大きくなります。腰に一番優しいのは、背骨が自然なS字カーブを描ける、軽い前傾姿勢です。

ここで検討したいのが「ハンドルアップスペーサー」や「ハンドル交換」です。ハンドル位置を2cm高く、1cm手前にするだけで、上体の起き方が劇的に変わります。腰への負担が減るだけでなく、視界が広くなり、ツーリングの疲労度が下がります。

「見た目がカッコ悪い」「スポーツ性が落ちる」という声は無視しましょう。私たちは誰かと競っているわけではありません。自分が快適に、長く走り続けることが最優先です。自分の体格にマシンを合わせる。これもまた、大人のカスタムです。

「平日ツーリング」の優越感と休憩の技術

最後に、私たちの最大の武器である「時間」の使い方についてです。

週末の混雑した道は、ストップ&ゴーの繰り返しです。頻繁な発進停止、足の着き外し、渋滞での極低速走行。これらはすべて腰に負担をかけます。しかし、私たちには「平日」があります。

空いている道を一定のペースで走り続けることは、腰への負担が最も少ない走り方です。信号の少ない田舎道や、空いている快走路を選びましょう。

そして、休憩のルールを自分に課してください。「疲れたら休む」ではなく、「疲れる前に休む」です。目安は1時間に1回。バイクから降りて、ヘルメットを脱ぎ、腰を回し、ストレッチをする。これを儀式のように繰り返してください。

道の駅で地元の野菜を見たり、缶コーヒーを飲んで景色を眺めたり。そういった「走っていない時間」もツーリングの一部として楽しめるのが、50代の余裕です。先を急ぐ必要はありません。誰も待っていませんし、誰に報告する必要もありません。

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まとめ:お金で「時間」と「健康」を買う

50代からのバイクライフにおいて、ゲルザブや高性能サスペンションへの投資は、単なるパーツ交換ではありません。それは「バイクに乗れる期間」をお金で買う行為です。

もし対策を怠り、重度のヘルニアや坐骨神経痛になってしまえば、ドクターストップがかかり、バイクを降りざるを得なくなるかもしれません。そうなってから「あの時、サスを変えておけばよかった」と後悔しても遅いのです。

私たちは、公務員や会社員として長い間、真面目に働いてきました。家族を養い、税金を納め、社会に貢献してきました。これからは、自分のためだけにお金を使って良いのです。

数万円、数十万円の出費は確かに安くはありません。しかし、それによって得られる「痛みのない快適なツーリング」「70歳まで現役ライダーでいられる未来」は、プライスレスです。

自分年金を作るための稼ぎ方も重要ですが、稼いだお金を何に使うかが、人生の豊かさを決めます。ケチるべきところと、かけるべきところを見極める。

さあ、まずはネットで自分のバイクに合うゲルザブを検索するところから始めましょう。そして、いつかは憧れの黄色いスプリング(オーリンズ)やターコイズブルーのスプリング(ナイトロン)を愛車にインストールする日を夢見て。

あなたの腰を守り、最高のバイクライフを一日でも長く続けるために。賢い投資を始めましょう。

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