ChatGPTで執筆速度3倍!元公務員が教えるAIと共存するKindle・ブログ作成術

ChatGPTで執筆速度3倍 電子出版とブログ
ChatGPTで執筆速度3倍

「Kindle出版やブログで稼ぎたいが、何千文字も書く気力も体力も続かない……」。定年を目前に控え、再雇用に頼らない生き方を模索する中で、そんな壁にぶつかっていませんか?

長年、役所の文書主義の中で生きてきた私たちにとって、文章を書くこと自体は苦ではありません。しかし、副業として収益を上げるために求められるのは、圧倒的な「量」と「スピード」です。

実は今、この問題を解決する鍵として「AI(ChatGPT・Gemini)」が注目されています。「AIなんて若者の道具だ」「無機質な文章になる」と敬遠していませんか? 実は、指示出しやチェック業務に長けた公務員経験者こそ、AIを最強の「部下」として使いこなせる資質を持っています。

本記事では、元会計実務担当であり現役公務員の私が実践する、AIを使って執筆速度を3倍にし、平日ツーリングの時間まで確保する「次世代ライティング術」を解説します。テクノロジーを味方につけ、賢く自由を手に入れましょう。

公務員こそAIライティングを武器にすべき理由

定年退職を見据えた50代の現役公務員の方々にとって、副業としての執筆活動は非常に魅力的な選択肢です。現役時代に培った論理的な文書作成能力、正確な事務処理能力は、そのまま「読ませる文章」を作る基礎体力となるからです。しかし、いざ個人でKindle出版やブログ運営を始めてみると、多くの人が一つの壁にぶつかります。

それは、圧倒的な「作業量」と「孤独」です。

役所であれば、係員が起案し、係長が修正し、課長が決裁するという流れがありますが、個人事業主となれば全てを一人で行わなければなりません。特に50代後半となれば、長時間ディスプレイに向かい続ける集中力や体力も、若い頃のようにはいきません。そこで導入すべきなのが、ChatGPTやGeminiといった生成AIです。

ChatGPTで執筆速度3倍
ChatGPTで執筆速度3倍

多くの同世代の方が「AIは難しそう」「勝手に変な文章を書かれそうで怖い」と敬遠されています。しかし、私は断言します。私たち公務員こそ、AIを使いこなすべき最適な人材です。なぜなら、AIは「優秀だが、指示待ちで、たまに嘘をつく部下」のような存在だからです。

私たちには、部下が作成した起案文書を精査し、赤字を入れ、正しい方向に修正する「決裁能力」があります。AIにゼロからすべてを書かせるのではなく、AIという部下に下書きを作らせ、管理職である私たちが完成させる。このマインドセットを持つだけで、執筆速度は劇的に向上し、定年後の「稼ぐ力」と「自由な時間」の両方を手に入れることができます。

ChatGPTとGeminiの使い分け戦略

AIライティングと一口に言っても、ツールによって得意分野が異なります。私が実際にKindle出版やブログ執筆で活用している、2大ツール「ChatGPT」と「Gemini」の使い分けについて解説します。

ChatGPTで執筆速度3倍
ChatGPTで執筆速度3倍

構成案とアイデア出しに強いChatGPT

ChatGPT、特に有料版のモデルは、創造的なアイデア出しや、論理的な構成案を作る能力に長けています。

例えば、「公務員の退職金運用」というテーマで書きたいとき、ChatGPTに対して「読者が抱える潜在的な不安を10個挙げて」と指示すると、自分では気づかなかった視点(例:インフレリスクや家族への説明の仕方など)を提示してくれます。

また、目次案の作成も得意です。Kindle本の章立てを考える際、「初心者にもわかりやすく、段階的に理解できる章立てを考えて」と依頼すれば、起承転結の整った骨組みを一瞬で作ってくれます。私たち書き手は、その骨組みを見て「ここは自分の経験談を入れよう」「この章は不要だ」と判断するだけで済みます。ゼロから構成を考える労力を削減できるのは、大きなメリットです。

情報検索と事実確認に強いGemini

一方で、Googleが提供するGeminiは、最新情報の検索や事実確認に強みを持っています。公務員として最も恐れるのは「誤った情報を発信すること」ではないでしょうか。

ChatGPTは学習データに基づき回答するため、時に古い情報や架空の情報を「もっともらしく」回答することがあります。しかし、GeminiはGoogle検索と連動しているため、回答の根拠となるソースを確認しやすいという特徴があります。

例えば、税制改正の概要や、最新の社会保険料率について触れる記事を書く際は、Geminiを活用します。「2025年の税制改正大綱のポイントを要約して」といった指示に対し、実際のニュースソースを参照しながら回答してくれるため、ファクトチェックの手間を大幅に減らすことができます。もちろん、最終的な確認は必須ですが、一次情報を探す時間を短縮できる点は、正確性を重んじる私たちにとって心強い味方です。

執筆速度を3倍にする具体的なワークフロー

それでは、実際に私が実践している、AIと共存する執筆フローをご紹介します。この手順を踏むことで、4,000文字程度の記事や、Kindle本の1章分を、従来の3分の1の時間で仕上げることが可能になります。

ステップ1:壁打ちによる企画の具体化

まずはAIを相手に「壁打ち」を行います。書きたいテーマについて、曖昧な状態でも構わないのでAIに話しかけます。

「公務員の再雇用について、金銭面だけでなくメンタル面のデメリットも伝えたい。どんな切り口があるか?」

このように問いかけると、AIはいくつもの視点を提示してくれます。その中から「かつての部下が上司になる屈辱感」というキーワードが良いと思えば、それを深掘りしていきます。一人で机に向かってうんうん唸る時間は不要です。対話の中で思考を整理していくのです。

ステップ2:詳細なプロンプトによる構成作成

テーマが決まったら、次は構成(骨子)を作らせます。ここで重要なのは、AIへの指示(プロンプト)の具体性です。曖昧な指示では、当たり障りのない構成しか出てきません。

「ターゲットは58歳の地方公務員。定年後の再雇用を拒否し、独立することを目指している。真面目だがリスクを恐れる性格。彼に向けて、再雇用を選ばない生き方のメリットを説くブログ記事の構成案を作成してください。H2見出しを3つ、H3見出しをそれぞれ2つ含めてください」

このように、ペルソナ(読者像)を詳細に伝えることで、読者の心に刺さる構成案が出力されます。出力された構成案に対し、「ここはもっと具体例が欲しい」「ここは法律の観点を入れて」と修正指示を出せば、完璧な設計図の完成です。

ステップ3:パーツごとの執筆とリライト

構成ができたら、いきなり全文を書かせるのではなく、見出しごとに文章を作成させます。「H2見出しの1つ目について、1,000文字程度で本文を書いて」と指示します。

ここで出力された文章は、あくまで「下書き」です。AIの文章は整っていますが、熱量や体験談が欠けていることが多いです。ここで皆様の出番です。

AIが書いた「再雇用は収入が減ります」という文章に対し、元会計実務担当としての知識を加え、「具体的には、現役時代の給与明細と再雇用後のシミュレーションを比較すると、手取り額でこれだけの差が出ます」といった、数字や実体験に基づいたエピソードを加筆修正します。

いわば、部下が書いた無難な報告書に、ベテランの知見と魂を吹き込む作業です。これこそが、AI時代における人間の役割であり、独自性の源泉となります。

公務員マインドを活かすAIへの指示出し術

AIを使いこなすコツは、私たちが現役時代に培った「指示出し能力」にあります。優秀な管理職ほど、部下への指示が的確であったはずです。AIに対しても同様です。

役割を与える

AIに対して、明確な役割(ロール)を与えてください。「あなたは優秀な編集者です」「あなたは辛口の批評家です」「あなたは親身なキャリアカウンセラーです」と定義することで、AIの回答のトーンや視点が大きく変わります。

制約条件を設ける

「自由に書いて」ではなく、制約を与えることで質が上がります。「専門用語を使わずに、中学生でもわかる言葉で」「断定的な表現を避けて、寄り添うような口調で」「箇条書きを使って読みやすく」といった形式的な指示は、私たちが起案文書の形式にこだわるのと似ています。この細やかな指定ができる点こそ、几帳面な公務員経験者の強みです。

AIが苦手で人間が得意な領域

ここまでAIの利便性を説いてきましたが、AIに任せてはいけない領域も明確に存在します。それは「一次情報の体験談」と「感情の機微」です。

独自の体験談は人間にしか書けない

「先週末、宮ヶ瀬湖までツーリングに行き、早朝の澄んだ空気を吸ったときの開放感」や、「退職金の手続きで、窓口の担当者の態度に少し寂しさを覚えた瞬間」といった、五感を通じた体験や感情の揺れ動きは、AIには絶対に書けません。

読者が求めているのは、教科書的な正論ではなく、同じ悩みを持つ人間がどう感じ、どう行動したかというドキュメンタリーです。AIが書いた論理的な文章の合間に、これら人間味あふれるエピソードを差し込むことで、記事に血が通い、読者の共感を呼ぶコンテンツになります。

責任の所在を持つ

そして最も重要なのは、最終的なアウトプットに対する責任です。AIは書いた内容に責任を持ちません。情報の正確性、表現の適切さ、誰かを傷つけていないかという倫理的な判断は、最後に人間が行う必要があります。

「公務員として、不正確な情報は出さない」という皆様のプライドこそが、AI記事が氾濫するインターネット上での信頼性担保につながります。

デジタル・ディバイドを乗り越えるために

50代後半からの新しい技術習得には、心理的なハードルがあるかもしれません。「今さら新しいことを覚えるのは面倒だ」と感じる瞬間もあるでしょう。しかし、AIツールはプログラミングのような専門知識を必要としません。言葉(日本語)で対話するだけで使える、非常に文系的なツールです。

最初は無料版のChatGPTやGeminiで、日記の代筆や、趣味のツーリングルートの相談から始めてみてください。実際に触ってみると、「なんだ、これなら新人の指導よりずっと楽じゃないか」と感じるはずです。

再雇用を選ばず、自分の力で稼いでいく道を選んだ皆様にとって、時間は最も貴重な資源です。AIという「有能な部下」を雇うコストは、月額数千円程度、あるいは無料です。このコストパフォーマンスの高さは、元会計担当の皆様ならすぐにご理解いただけるはずです。

テクノロジーに使われるのではなく、テクノロジーを使いこなし、浮いた時間で平日の空いた道をバイクで走る。そんな優雅な定年後を実現するために、ぜひ今日からAIライティングの一歩を踏み出してみてください。

まとめ

AIを活用したライティングは、決して「手抜き」ではありません。むしろ、人間が本来注力すべき「創造性」や「体験の言語化」に時間を使うための、賢い戦略です。

  1. 公務員の強みを活かす:指示出し能力と決裁能力で、AIを部下として使いこなす。
  2. 適材適所:構成とアイデアはChatGPT、事実確認はGeminiと使い分ける。
  3. 魂を吹き込む:AIの下書きに、独自の体験談と感情を加えて完成させる。

この3つを意識するだけで、執筆速度は確実に上がり、Kindle出版やブログ収益化への道が大きく開けます。変化を恐れず、新しい道具を懐に入れて、第二の人生を軽やかに走り出しましょう。

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